ブックカバーメーカーの使い方
ブックカバーメーカーを使ってみよう
さっそく、
けど、何かいろいろ書いてあって作るのが大変そう…実はそんなことありません。
ここでは簡単にブックカバーを作れるひみつが書いてあるよ。
画面に出してみよう
ブックカバーメーカーを最初に開くと、こんな風に説明がいっぱい書いてあります。
使い方を覚えるのにはちょっと邪魔になるので、まずは画面を見やすくしてみましょう。
画面の下の方に「プレビュー」ボタンがあるので、ここを押してみます。
すると説明が全部消えて、白地に黄色のストライプ柄に、ワンポイントとしてブックーマのイラストがあしらわれたデザインになります。
一応この時点でブックカバーは完成です。
えっ、と思うかもしれませんが本当にこれだけで完成します!
オリジナルデザインにしたい
…でもこのデザインのままだと、あまりオリジナリティがありませんよね?
ということで、もう一工夫してあなただけのオリジナルブックカバーを作ってみましょう。
でもいきなり作るのは難しいかも知れないので、もう少しだけ説明していきます。
ついでに書いてある手順に従いながら自分でも操作してみて、どのくらい簡単に作れるのか試してみましょう。
トリコロール柄にしてみよう!
いよいよ本格的なブックカバー作りに挑戦です。
といっても、全然むずかしくありません。
今回はためしに今ある設定に少し手を加えて、トリコロール柄のブックカバーを作ってみることにします。
模様レイヤー1の設定を変えてみる
まずは「模様レイヤー1」の設定を一ヵ所だけ変えます。
…ところでレイヤーって何? という疑問。
これについてはあまり考えなくて構いません。
ブックカバーをデザインする上で必要となる様々な設定をまとめたものの一つだと何となく覚えてください。
今回設定するのは「模様幅」で、この数値を現在の10mmから20mmに変更します。
それ以外の設定はそのままにしておきます。
模様レイヤーを追加する
トリコロール柄にするためには模様レイヤーが二つ必要になります。
そこで、今ある模様レイヤー1の上に、あらたに模様レイヤーを追加していきます。
新しくレイヤーを追加したい時は「レイヤーの新規追加」ボタンを押します。
レイヤーの新規追加ボタンを押すと、押したレイヤーのすぐ上側に新しいレイヤーが追加されます。
(最初に追加された模様レイヤーは「模様レイヤー2」という名前になります)
追加したレイヤーの設定
さきほど追加した模様レイヤー(「模様レイヤー2」)の設定を行います。
もっとも初期状態から変更する箇所はそれほど多くありません。
追加した模様レイヤーの間隔を10mmから20mmに、模様色をFFFFFFから好きな色(*)に、模様回転を0°から90°に変更します。
(* 模様色をFFFFFFまたはF7FF87にしてしまうとトリコロール柄にならないので注意してね)
おしゃれなワンポイントに…
トリコロール柄にする準備はもうできているのですが、せっかくなのでもう少しだけデコレーションしてみましょう。
画面の上の方にある「画像レイヤー1」の設定を少し変えてみます。
調節には少しコツがいりますが、操作自体はこれまで同様とても簡単です。
今回は画像レイヤー1の画像を「ブックーマ」から「ブックーマロゴ02」に、左端からの位置を42mmから200mmに、上端からの位置を65mmから100mmに、大きさを80mmから60mmに変更します。
完成!
ここまで出来たらプレビューボタンを押します。
トリコロール柄になっていますか?
ここまでの手順を間違えていなければ、これで無事にトリコロール柄のブックカバーが完成です!
プレビューと保存について
最初に行った時の様に、ブックカバーメーカーで設定した内容を画面に反映させて確認するにはメニュー部分の下側に表示されている「プレビュー」ボタンを押します。
これでOKだったら「保存する」ボタンを押してブックカバーをダウンロードします。
(使っているPDFビューアにダウンロード機能があれば、そちらを使う事も出来ます)
プレビューさせた内容をブックーマで公開したい場合は「保存する」ボタンを押したのち、公開するかどうかを尋ねられる場面で「OK」ボタンを押します。
連続して公開する場合は、上書きするかどうか尋ねられる場面で必要に応じて「上書き」「新規保存」のいずれかを選んでください。
標準では上書きするようになっています。
(使っているPDFビューアからダウンロードする場合、公開することは出来ません)
ブックカバーメーカーの(ちょっとディープな)使い方
よりオリジナリティの高いデザインにしたいあなたに。
- 横縞柄にしたい
-
縞柄を選択したレイヤーを用意します。
回転角に0°を指定すれば、横縞になります。
- 縦縞柄にしたい
-
縞柄を選択したレイヤーを用意します。
回転角に90°を指定すれば、縦縞になります。
- チェック柄にしたい
-
縞柄を選択したレイヤーを2つ用意します。
片方は回転角0°、もう一方は回転角90°を指定すれば、十字に重なりチェック柄になります。 - テトラード(4色トリコロール)柄にしたい
-
上で紹介しているトリコロール柄の応用で4色以上を使ったストライプを作る事ができます。
縞柄を選択したレイヤーを3つ用意します。
最下層レイヤーの模様幅を30mm・間隔10mm、中間層レイヤーの模様幅を20mm・間隔20mm、最上位レイヤーの模様幅を10mm・間隔30mmに指定し、背面レイヤーとあわせてそれぞれ4箇所の色を別々にすることでテトラード柄になります。
- 綺麗な水玉模様にしたい
-
水玉を選択したレイヤーを用意します。
模様幅と間隔を1:2ぐらいの割合(模様幅5mmなら間隔を10mm)で設定します。
次いで回転角を45°に指定して適用すると、一般的な水玉模様になります。
ヘルプ
ブックカバーメーカーを使った時に出てくる疑問や問題点についてまとめています。
- レイヤーの順番が入れ替えにくい
-
編集パネルを開いたまま入れ替える場合のコツは、下側のレイヤーを上側に上げること。
逆だと、編集パネルを開いたままでは難しいです。
面倒でなければ編集パネルを閉じた状態にしておくと、どちら側にも簡単に入れ替えられるようになります。
- 前面レイヤーを跨がせてレイヤーの入れ替えができない
-
背面レイヤーを前面レイヤーに、あるいは前面レイヤーを背面レイヤーに入れ替えることはできません。
- 不要になった模様(画像)を消したい
-
不要になった模様がある場合には模様レイヤーそのものを削除してください。
同様にクリップ画像が不要な場合には画像レイヤーそのものを削除してください。
背面レイヤーと前面レイヤーは削除できません。
- 三角模様と星形模様の並び角が変更できない
-
三角模様と星形模様で設定できる角度はそれぞれ一つ一つの向きとなるため、並びの角度の調整は出来ません。
- スライダーのツマミ部分を離す時に数値が微妙に動く
-
マウスで調整するのが難しいときは、キーボードの「←」「→」キーを押して数値を調節してみてください。
- 微妙な位置調整ができない
-
設定の単位が1mm刻みなので、それ以下での微調整は出来ません。
- どんなに調整しても指定した通りの設定にならない
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各設定の数値の精度はそれほど高くないので、あくまでも目安程度と思っておいてください。
- ストライプ柄を45°または225°に回転させた時だけ右上と左下部分のストライプが欠けている
-
ブラウザにFirefoxを使っていませんか?
この現象はFirefox標準の内蔵PDFビューア特有のバグのようで、実際にはきちんと描画されています(ダウンロードしてみると正常であることが確認できます)
内蔵PDFビューアを使わずにアドビ社のプラグインなどに表示を切り替えると表示と実際のデータとの乖離が解消されます。
切り替え方法についてはFirefox ヘルプをご覧ください。
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2画面左側のメニューにある各パラメータの値を適当にいじってみます。
3「プレビュー」ボタンを押すとパラメータの設定に合わせた内容が画面に表示されます。
4気に入った内容になるまでパラメータを調整してみます。
5気に入ったら「保存する」ボタンを押してダウンロードします。
6保存するときに出来上がったブックカバーをみんなに公開することもできます。